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2016/02/04

コンセプトと登場人物紹介3


「未完成の世界」

 作中に出てきた「人間界と本の世界の間」の世界のことです。
一見、盈月図書館と変わりませんがそれは影がここ以外の場所を知らないのでそのまま盈月図書館をモデルにしているせいです。


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 「未完成の世界」とは別に影の世界はちゃんと存在します。
今回話の中で影がわざわざ「未完成の世界」を作ったのは、その中間の世界でないと実体化できないからです。
実体化をしないとヤギハから小説を奪えません。



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 「影」

 クロに見た目で影という名前にされてしまいましたが、未完成の作品の念の集まりです。
なのでこれといって形が決まっているわけではなく、揺ら揺ら姿を変えます。

 影は悪魔の象徴ともされており、あまり良い印象ではないヤギで表現しました。影なので黒いです。

 元はクロとヤギハの頭二文字をそれぞれ取ると「クロヤギ」になったのでそこから貰っています。これによって因縁のようなものがうまれました。
いろいろな未完成の作品が集まって個体となり一つの意思を持った結果、この黒ヤギの姿になっています。
なので一人称は「私達」です。
足元から手を湧き出させることでいろいろ集まっているということを表現しました。
救いだったりクロだったりを求めていることを手で表現してあります。


 棺桶に入れたあとなぜ速やかにクロを自分達のいる影の世界に連れて行かなかったのかというと、
行かなかったのではなく行けなかったの間違いで、クロの本体でもある小説がまだ「未完成の世界」(ヤギハが持ってる)に残っていたからです。
クロを連れていこうにもクロと本体の小説との繋がりの力があるため動かせず連れて行けませんでした。

 話の後半に「目的どおり連れて行くぞ…。」といっているのは小説との繋がりの力が途切れることを意味しています。
これはクロが大分影に侵食され力が弱まり、小説との繋がりも薄くなってきているということを示しています。
小説も小説から出てきたクロも同じ一つのものなのでどちらかを引き離すということは存在条件が欠けるということで、
消えてなくなってしまいます。
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クロの棺桶